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【オカルト八幡】赤い貞子

【オカルト八幡】赤い貞子

これは、私の大学時代の話です。

その冬。私は、卒論の提出を控えていて、研究室(自習室のようなもの)にこもって、遅くまで書いていました。そのため、10時を過ぎたら、同じ研究室の、学校の近くに下宿している子の家に泊めてもらっていました。なぜかというと、私の家は遠くにあったので、そのまま帰ると防犯上、危険があったからです。
これは、その時きいた話というか、体験です。


「八幡ちゃん、『赤い貞子』って知ってる?」
と彼女は言いました。
「なにそれ」
「怖い話だよ」
彼女はへらっと笑いながら、携帯ゲームでやっていた乙女ゲームの電源を落としました。
「夕方にね、出るんだって。
学校の近くの細い路地に、真っ黒な髪を顔にながーく垂らした、赤いワンピースの女がさ、自転車を押しながら歩いてくるんだって」
「え、怪人物じゃん。学校に通達とかしなくていいの?」
「そのうち通達いくかもね。
まあ、見たのは今のところ、うちらの学年の、男子たちだけみたいだけど」

彼女はテレビを消します。
流れていたお笑いの深夜番組が消えた部屋は、なんだかいやに静かになります。

「なんでもね……
夕方、黄昏時にさ、男子が一人で歩いてるとね。
キコキコ、キコキコって、さび付いた自転車をおす音がするの。
振り向かなければ、ずっとついてくるの。まあ、それだけですむんだけど。
でも、振り向いてしまったら……

その姿を見た子は、必ず、高熱で生死の境を彷徨うんだって」

「……へえ」

「私さあ、このあいだ、冗談でその噂、研究室のPCで書き起こしてみたんだけど」
「う、うん」
「おかしいんよ。
何度やっても、「キコキコ」が、「寄子奇子」になるの。
よりこ?って、最初は思ったんだけど……


奇形児も、この奇の字なんよね。
……この学校、戦時中は戦争のための施設で、
沢山の人が亡くなったっていうじゃない?
忠霊塔もあるし。
成仏できない無念の霊とか、いろいろ、集まってくるって噂だよ。
その中に……いたのかもね。
赤い貞子みたいな霊が……」
「や、やめてよ……
もう1時やん……
寝られないよー」

めっちゃビビった私は、思わず部屋のこたつにもぐりこんだんですが
彼女は、「ちょっとまって。私ヤフオクの取引終わらせてから寝る」
っていうんですね。
まあ、怖い話聞いた後だし、電気ついてる方がありがたいわ……と、
私もその日は灯りがついてるままでこたつの中で寝ちゃったんですけど。

さて、当時私は地元、高知の大学に通っていました。
高知には例の、色んな方面にやたら博識な先輩がいたので、会ったときにその話をしてみたんですよ。
この先輩は、心霊とアニメ漫画と仮面ライダーに並々ならぬ知識量を誇る立派なオタク女性なんですが、大変世話好きなけっこうなお人柄で常識人だというのに、突然「(三国志の)呂布は魔性の美少年」というドマイナーな性癖を暴露して我々を驚愕のズンドコに落とし込むというなんか面白不思議な人です。
心霊オカルト関係にも博識で、どういうものが危ないのか、よく教えてくれたりしていたんですけどね。

さて先輩、赤い貞子の話をきいて、「ううん…」と唸りました。
その唸りようが、なんというか、尋常じゃない。

眉間にしわを寄せて、実にこう、「それは…よくないものの話ですね…」と霊能者がいうときの、あの雰囲気です。冬場の駐輪場でそんな雰囲気になると、人通りはあるとはいえなんか不気味です。

私は生来の怖がりもあって、、もうめっちゃびびってしまって、ヤフオクで買ったばかりの、自分のお気に入りのキレイ色のコートの裾を握りしめてしまったりして、ガタブルしてました。
「やっぱりよくないんですか」
私が聞くと、先輩は頷きました。
「よくない。特に、学校が動くっていうところが」
「え…」
風が強い日でした。冬の寒い風がばんばん顔に当たるので、私は慌てて髪をまとめ直します。
シュシュをつけていると、先輩は神妙な顔つきで、ひとつ頷きました。

「……いいにくいんだけど。
前から、君に言わなきゃいけないと思ってたんだよね」
「え、なにを」
先輩は明らかに私を見ています。
「な、なんですか」
「髪、切った方がいいと思う」

「……は?
え、私?」
思わず私は自分を指さすと、先輩は頷きました。

何だろう。長い髪は霊的によくないとか、そんな話なんだろうか。
そんな話あったっけ?

すると先輩は、眉間に指をあてながら、言いにくそうに、実に言いにくそうに、ぽつりぽつりと話し始めました。
「あのさ……」
「な、なんですか。もう私に赤い貞子がとりついてるとかいうんですか? やめてください怖すぎるんですけど」
「いや、その赤い貞子っていう噂なんだけど」
「は、はあ」
「その妖怪、いくつか特徴があったよね?
えっと、貞子のような、顔まで覆った真っ黒い長い髪で。
赤いワンピースで。
それが、寄子寄子(きこきこ)、と、さび付いた自転車をおしてくる……。
そしてその姿を見た者は、高熱で生死の境をさまようっていう……」

「そ、そうです」
「正体、わかっちゃったんだよね」
「!!??」


「ど、どういうことです!?」
と聞くと、彼女は意を決したように、ぽんと私の肩を叩きました。

「君じゃないかな……正体」

 

 

 

「ファ?」

……変な声が出てました。
なにがなんだというんです??
先輩はメッチャ言いづらそうにこっち見てるし。

「え、ちょっと、どういうことですか。
私が妖怪だってんですか。いや確かに不気味なオタクですけど
いやいやいやそこまで最終形態にはなってないはず
「いや、君、一発芸で貞子得意やん」
「得意ですけど!?」
「あとチャリンコ整備しないやん」
「!? い、いや、整備のタイミングがちょっとわからなくて、でも、赤いワンピなんて着てないですよ」
「お前今メッチャ赤いコート着てるやん!!」
「ファーーー!?」

……先輩に指さされたのは、私がヤフオクで落とした、濃いキャメル色のロングコートでした。

「あ……赤??? ですかね???」
「目撃現場って夕暮れやろ? 全体的にチョー赤いやん?
そこでキャメル色なんか着たらそら真っ赤に見えるやん?
しかも君、よくシュシュ外してるから、
髪の毛くくらずに歩いてるとめっちゃ貞子みたいやん???」
「んあー……」

そうなん?? そんな馬鹿な、と思いましたが、
確かに私の一発芸の貞子は各方面に好評で、
「いかにもテレビの中から出てきそう」「井戸の中に八幡がいたら眠れる気がしない」「頼むから暗い廊下に潜んでて、人が来たら四つん這いで出てくるのやめろ」と、家族友人一同をかなりのクオリティで恐怖させていたと自負しております。
が……

「……え、私、男子学生に高熱を出させた覚えはないんですけど」
さすがにそこまでは。
すると先輩、そっと、駐輪場に貼られたポスターを指さしました。
『インフルエンザ注意
予防接種をしましょう』
「んあーーーーー」
「夕方にさ、学校付近でうろうろしてた男子って、ようは卒業制作で研究室とやらにこもるための夜食を、日が暮れて歩きにくくなる前に買いに行ってるんやろ?
だいたい、制作やら卒論やらに追われてるときって生活リズムが不安定になるからなあ。
それで風邪ひいたんやろ絶対。疲れてんねんみんな。つかれてんねん」
「あっ……」

ぽん、と。
再び先輩に、肩を叩かれます。

「学校に通報される前に髪切って自転車整備しような?」

「……は……はい……」


その後。
私が髪を切り自転車を整備したのちに、赤い貞子の話は聞かなくなりました。
が、また例の同じ研究室の彼女に、今度はホンモノの忠霊塔の怖い話を聞かされたのは、また別の話で。
もうなぁ、夜中に怖い話するのやめろよぉ。眠れないだろぉ。やめろよぉーー。

| 03:06 | | comments(0) | trackbacks(0) |
【オカルト八幡】パワーストーン

だいたい実話系オカルト小噺【オカルト八幡】

今回のタイトルは「パワーストーン」です。

パワーストーンって、けっこう前から流行ってるんですけど、実態がよくわからんのですよね…。

ということで、色々と仮説を立ててみたという話です。どうぞ!

 

 

 

「パワーストーン」

前につきあってた彼氏の話なんやけど。なんていうか、神様? 神道? そんなかんじの新興宗教に入っててさ。まあ別にそれはええんやけどね、好きだったから。でもさ、変なんよ。その彼氏とケンカするたび、うちに悪いことばっかり起きるわけ。風呂沸かし機壊れたりとか、上の階の人が水とまんなくなって、あふれてきたりとかさあ……。まあ、カレシと仲直りしたらおさまるんやけど、でも、何度目かのケンカのときに、突然、うちの両親が離婚するとか言い出してさあ。なんかおかしいなあ、って思って。ひょっとしてカレシがなんか呪ってんのかな?って思ってさあ。
それで、通販で、「大事な人を守ってくれる」っていう、ラピスラズリのペンダントがあったから、買ってみたんよ。パワーストーンって。効くらしいから。
最初は半信半疑だったけど……これがさあ、意外と効いたんよ。
両親の中はなおったし。
でも、それ以来、カレシのことゎ正直怖いなっておもって、別れたんょね……。

「という話が昔あったんですよ。もう十五年ほど前ですかね」
と、私が先輩に茶飲み話ついでにいうと、先輩は
「えらい昔の話だねえ」
と返してきました。

いや、八幡の話じゃないっすよ、これ。私、彼氏いねーよ。
「パワーストーンってほんとに効くんですかね」
まあ茶飲み話ですんで、あと先輩はかなり博識な人で、聞いてみちゃったわけです。先輩はオカルトも詳しけりゃなぜかふしぎの海のナディアの当時の盛り上がりについて異様に詳しかったりと、まあ博学なオタクな人だったので。なお先輩の三国志での推し武将は呂布なんですけど、呂布は魔性の美少年って主張するので私の中で呂布のイメージが現在絶賛崩壊中である。
それはともかく、すると先輩は、「うーん私もスピリチュアルなことはようわからんわ」と、頼んだケーキをモフモフ食べながら言いました。まあ、先輩はオカルト系は強いけど、スピリチュアルは確かに畑違いっぽいな。
「エレナ・ブラヴァっキーぐらいなら多少はわかるんやけどね。オーラの泉は全くわからんわあ」
「エレナ・ブラヴァっキーってあのFGOのキャラですか?」
と聞いてみると、
「いやその元ネタのほうよ。神智学っていう、イギリスで黄金の夜明け団(ゴールデンドーン)っていう魔術組織によって、ただの村のまじない集だったものが近代魔術としてまとめられ文化人の趣味として流行した頃に、同じように墓掘り返したりコックリさんみたいな板使って幽霊と交信するまじないとかの諸々を、降霊術・交霊術として、はては世界の真理を探求する学問として取りまとめたのがエレナ・ブラヴァっキー。じゃなかったっけ」
「ほへー」
「まあそんな感じ。確かスピリチュアルって一言で言っても、エレナ・ブラヴァっキーを祖とする英国版のスピリチュアリズム=交霊主義と、米国発のニューエイジ思想……説明めんどくさいからガンダムのララァでいいや。宇宙的超存在と交流してなんか時が視えたり人類がニュータイプに進化したりするノリのやつと二つあって、日本では大体チャンポンになってる。ちなみにオーラの泉の江原氏は英国流らしい。でも、パワーストーンはそういう中で出てきたものだから、まあ、なんていうか、超チャンポン」
「はあ。え、効くんですか」
「いや知らん」
「ほほう……」
まさに雲をつかむような話である。
「ていうか、君が話したそのラピスラズリ持ってた知り合いっていうのも、なんつーかこう、なんつーかな人なわけでしょ」
「よくご存じですね。ええ、なんかこう、カレシとっかえひっかえで、あんまりちゃんと用法要領を守って薬を飲まないタイプのメンヘラの」
「君んちに遊びに来た時、ビール缶20本を空けてそのままゴミ捨てずに帰った伝説の女だよな」
「あれ捨てるの大変でしたよ。まあそれはともかく、パワーストーンって、やっぱ効かないんですか」
「うーん」
先輩が水を飲む。
「……いや、実際ほんとによくわからん。
あんだけ流行ったのに全然効かないってわけでもないだろうし。
仏教には七宝という考え方もあるから、石が全くオカルト的な力を持たないわけでもないしなあ」
「なんですかそれ、七宝?」
「いや、話長くなるからやめとくわ。
で、その君の知り合い、どうしたのよそのラピスラズリ」
「ああ、あの人ですか。
うーん……なんか浄化してるって言ってましたけど」
「浄化」
「なんでしょうね、浄化って」
「なんだろ。
正直、あのへんって英国流と米国流がチャンポンになってて、理屈がよくわかんないんだよなあ。
中国の道教とか仏教の密教とかならもっと理屈あるんだけどね」
「はあ……」
「でも浄化って、何浄化してんの?」
と先輩に聞かれる。
私もよくは知らないので、とりあえず手元のスマホで調べる。
「えっとー……なんか、石が疲れるから、浄化してるらしいです」
「疲れると」
「願いを叶えたり、あと、身に着けてる人間のエネルギーで」
「はー……」

先輩が水を飲み干す。
「なるほど。
うーん、ひとつ、仮説ならできた」
「仮説?」
「そう、仮設。
詳しくないから、思いついただけだけど。

……パワーストーンって、確かに効くのかもしれない」
「ほう」
「でも危ない」
「……とは?」
「いや、前にwiki見た時に、パワーストーンって、確か90年代に売り出されたのが最初だったはずなのよ。つまり90年代までは、ただの鉱石だったわけ」
「はあ」
「いやおかしいやろ。なんで、ただの鉱石が、90年代以降いきなり力を持ち始めたのよ? 本当に力があるなら、それ以前に雑な扱いをされている石が総じて祟ってしかるべきだけど、ホープダイヤモンドじゃあるまいし、そんなに大規模に祟られたっていう話は聞いたことがないじゃない。じゃあ石に力がないかというと、それじゃあここまで流行るのもちょっと変じゃない? ガセならすぐ廃れるはずでしょう、某霊能者みたいに。でも、パワーストーンは、一応今まで生き残っている」
「はあ……え、じゃあ、やっぱり効くんですかね?」
私が訊ねると、先輩はひとつ頷いて
「仮説だよ?
本来、オカルトなんてそんなに信じるもんじゃないんだから。
あれは現実逃避みたいなもんだから、のめり込むべきじゃないんだよ。
でもよ。
たとえば道教だとさ、あれは、霊を使う訳じゃない。丑の刻参りとかだと、人形にそのへんの浮遊霊とじこめたり。コトリバコとかもそうよ、あれは――ちょっと神道じみた言い方になるけど、「穢れた」モノをこしらえて、その中に霊を入れて使役する装置なわけよ。で、パワーストーンなんだけど」
「はあ」
「浄化するって言ったよね?
人間のエネルギーを吸い込んだ石を浄化するんだっけ?」
「なんかそんなように書いてますが」
「じゃ、わら人形やコトリバコと原理は一緒なんじゃないの」
「は?」
「つまり、捕まえるんだよ。人間のエネルギーとやらを。
多分、魂とか、レーコンとか、そういうのの一部を、削って捕まえる性質があるんじゃないかな」
「えっ……」
削る?
「え、魂を削るんですか?」
「いや、仮説だよ?
でも、呪物があって、その中に魂を込めないといけないなら、一番手っ取り早いのは、『持ち主の魂を削って突っ込むこと』じゃない? 普通危ないからやらないけど。もし、パワーストーンに効き目があって、パワーストーンが人間のエネルギーとやらを吸収するのなら…… 自分の魂を削って藁人形につめて、それを使って人を呪い殺してるのと同じことなんじゃないかなあ、パワーストーンって。まあ、「呪い殺す」が「願いをかなえる」にかわってるけど」
「え……ええっ!?」
「いや、でも、もしそうなら、わかるやん?」
「は? 何がですか」
「いや、よく言われるじゃない。
パワーストーンは願いをかなえるけどその分後から不幸になるって。
そういう体験談、多いじゃない。
そら、自分の魂を削ってんだから、少なくとも運は悪くなるし、最悪体調不良になるわな」
「……え、じゃあ、浄化ってなんです……?」
「いやあ……
……道教では、藁人形やら蟲毒やらの「呪物・まじもの」の魂を抜くときは、線香の煙を使うんだよ。煙に乗せて天に送ってるんだってさ。これ、本当は、煙ならなんでもいいんよ。
で、浄化のメジャーな方法に、ホワイトセージを燃やした煙でいぶすというのがあってだな……」
「え、じゃあ……」
「削った自分の魂を、浄化のたびに天国に送らせてることになる……かな?」
「それって……」

持ち主、じわじわと、死んでるんじゃ……?

思わず私が目線で訴えると、先輩はひとつため息をついて
「いや、仮説だよ?
でもまあ、えげつない商売人がいることは確かだろうね。
ところで知ってる?
最近、スピリチュアルブーム、下火なんだって」
「へえ。不況なのに宗教が下火なんて珍しいですね」
普通、不況の時にこういう宗教は活気づくはずだ。
すると先輩、焦点の定まらない目をしてスマホを見ている。
――なんというか、不気味なものを見てしまったような目。
「いやあ……
最近はね、こういうスピリチュアルが必要な客層は、
別のところに行くようだよ。
こういうのが必要な人間って、あれやん?
自分の人生、うまくいってないって思うような人たちやん?」
「ああ、まあ、はい……」
私も人のことは言えないが。
すると先輩、嘆息して
「嫌な商売人ってさあ、そういうの突くの上手いんだよねー。
これからは、スピリチュアルじゃなくて、
発達障害だってさ。
貴方の人生が上手くいかないのは発達障害があるせいです、だって。
不幸な人間から徹底的に金を巻き上げようたあ、恐ろしいねえ、もう」
そう言って見せてくれたブログは、
元スピリチュアルな記事を書いていた人たちが、発達障害の記事を狂ったように書いているブログだった。
私は発達障害、こんな症状がある、こんな症状もある。
だから人生うまくいかなかったんだ。
お、おう、これ一個や二個じゃねえな……

「……嫌な世の中ですね」
「ね。」
と、他人事のように言った私(八幡)の家にも
実は三つぐらいパワーストーンがあるので、
なんというか、なんといいますかこう……


人間の闇は深い。

| 01:06 | オカルト | comments(0) | trackbacks(0) |
さいきんのかみさま。

毛利家のまんがを色々改定して、こんな漫画描いてみました。

神様に祀られた戦国武将のみなさんのテキトーなさいきんのお話。

 

【登場人物紹介】

 

 

 

 

 

隆景ちゃんが作中で使ってるPCはちゃんと意識高くmabookだよ!wwww

win8搭載なのはノリと勢いでしたすみません。

ではどうぞ!  → → → 右端から読んでね

 

 

| 17:23 | | comments(0) | trackbacks(0) |
オカルト八幡「村長さんの家」

実話怪談 オカルト八幡、はじめます。

「村長さんの家」


私の地元の高知に、にこういう伝承があるんですよ、
「よくわからない高熱に襲われたら、橋の真ん中で着物を三回振って払い、その後絶対に振り返らずに帰れ。振り返ると鬼がついてくる」
市街地のはりまや橋付近の、遊女さんの使うまじないだったらしいんですけどね。……で、それをすると、遊女さんにかかっていた呪いは返るわけです。
呪った人間に。

 

さて、これは西の方の寒村の、うちの母の故郷の話なんですが、
そこはカイコを飼っていて、絹織物が盛んだった地域だったのですが、何度も何度も、なぜか一軒だけの家で、蚕が全滅したりしたそうです。
一軒ずつ全滅して、ぐるりと村を回るぐらいだったそうです。
村人はおのたびに、「あの女の呪いだ」と、村の一人の女性の名をあげたのだそうです。

・・・・・で、この間の母との電話で、そのカイコの話がちょっと話題に出たのですが、その「あの女」というのは、普通の村の女性かと思っていたら、なんと、村長さんの奥様だったそうなんですね。
(個人特定されないために、いろいろぼかしは入れてます)

 

私はびっくりしました。「なんで村長さんの奥様が村人を呪うの!?」
すると母、「あの人は色々と幸薄かったからね。呪いでもしないとやってられないんだと、村で噂だったそうよ。もう昔の話だけどね……」

なんでも、その奥様、一度見たら一生忘れないというほどの凄い美貌を誇った村一番の美女で、若い頃はあでやかな銘仙をきこなして、東京帰りの人らしく、真っ白な日傘をさして、物憂げな表情がそこからのぞいては見る者すべてを魅了するような、大正浪漫の顕現のようなお方だったらしいです。
当時は村長さんちも裕福で、何不自由のない生活をしていた方だったのですが、「幸薄い」と言われる理由はしっかりありました。

子供がなかったんです。
それに、旦那さん(村長さん)が遊郭につめて、毎日遅くまで帰ってこなかったそうで。
物凄い美人の奥さんを持ちながら、彼女には振り向きもせず

「……それって……」


私は思わず、考えてしまいました。
それ、その、村長の奥様が、遊女を憎んでいたんじゃないの?
でもその呪いの「念」を、遊女さんのまじないで返されたんじゃないの?
だいたい、自分の村の評判にも関わるのに、村人のカイコ殺さないだろ普通……。

思わずそんなことを口走ってしまうと、母は、
「え、そうかしら? 確かに呪いの念は強いと噂された人だったけど。(迷信深い土地柄なんです)
でも、あの人はキリスト教に熱心だったのよ。
アメリカからきた宣教師さんにすごく縋っていたの。
キリスト教に呪いなんかないでしょう?」
という。

私はちょっとコメントできませんでした。
だって、キリスト教には、あるんですもん。呪い。
正確には、キリスト教圏にある魔術。
現在は体系化されて、西欧近代魔術として知られますが、
これ、第二次大戦では英国が国家的に使用したほど信頼のおける
魔術だといわれています。人を呪う方法も、ちゃんとあります。
私も少しだけ調べたことがあるけど、
あれは悪魔を呼び出すんだ。

ひょっとして、はりまや橋の遊女が払った呪いの中には、悪魔もいたんじゃ……?

いやいや、まさか。
あまりにもマニアックだわ。
私は当然、そんなことは母には言わずに
適当な相槌をして電話を切りました。

 

それからまた別の日に、母に電話すると
死んだ祖母の話になりました。

「懐かしいわねえ」と母が言う。
「こんな月のない夜には、おばあちゃんがよく言ってたわ。
『まもう』が来るから早く寝なさいって。
怖い思いをしたくなければ、って」
「あー言ってた言ってた。
でも『まもう』ってなんだろうね?
何かのバケモノなんでしょ?
でも、調べても全然出てこないよ」
「魔物、のなまりじゃないの」

母は適当に答えます、まあ、そんなもんなんでしょうけど。
「それにしてもあんた、最近オカルトオカルト言ってるけど、こっくりさんだけは、絶対やっちゃダメよ?」
母のいつもの釘刺しです。小学校のときから言われていました。
「わかってるわかってる。
私がこっくりさんなんかやるわけないじゃない」
「あれはよくないものよ」
「ニュースとかでダメってゆってたんでしょ。わかってるって」
「いや、そうじゃなくて」
「?」

「あれはよくないのよ。
宣教師さんも言ってたのよ」

宣教師?

「え、それってあの、村長さんの奥さんが信仰してた宣教師さん……?」
「そうよ」
「??
こっくりさんなの?
そんなころにこっくりさんがあったの?」
「いや……こっくりさんじゃない。
でも、似たようなものよ」

なんだなんだ?
そういば母は、子供の頃よく村長さんちに行って、
テレビを見せてもらったり
オフロを借りたりしていたはずだ。
そのときに……

「……何か見たの?」
村長さんちで。
私が訊くと、母は、「私は見ていない」といいました。

なんなんだよ……


そういえば、私聞いたことあったんですよね。
村長さんちには、「入り口のない部屋」があるって。
まあ、そんな部屋はうちの母の実家にもあるんで(こっちはただの屋根裏)
今までは大して気にもしてなかったんですが……。

「……とにかく、こっくりさんはだめだから」
「はあ」

とりあえず私も従いますが、妙に釈然としません。

そこで、ふと気づくのです。
亡き祖母が、「まもうが来る」と言ったときに
必ずある方角をさしながら言っていたことを。

それは……村長さんの家の方角。

まもうってなんだ?
村長家に一体何があるんだ?

すると、母がぽつりと言いました。

「そういえば、あの宣教師さんが来てからだったわね。
まもうがくる、っておばあちゃんが言い出したのは。
それぐらいからかな、村長さんちの商売が今までよりずっとうまくいきはじめて
凄いお金持ちになって……」

ふとそこで気が付く

「まもう……マモウ……

マモン?」

七つの大罪の強欲(富)を司る悪魔の名前。

私はぞっとしました。

何を?
村長家の美貌の若奥様は、アメリカから来た宣教師を呼んで、一体何をしていたんだ?

ていうかマモンって喚べるの?;;


とりとめもないですが、今回はこれでおわりです。
ご清聴ありがとうございました。

| 23:25 | | comments(0) | trackbacks(0) |
Overseas mail order(〜10/14)

Overseas mail order

(the deadline, october 14 11:30pm)

 

●iPhoneCase Notebook type

order mail form

 

We look forward to your order:-))

●iPhoneCase Notebook type
    Japanese pattern
    for Iphon6/6s/7
    material:synthetic leather 

 

Price: $25.00 apiece
mail order only

 

Payment:Paypal (Advance payment)

 

Postage:
       Asia: $14.00
       Oceania, North America and the Middle East: $20.00
       Europe: $22.00

 

I will get in touch with you about the total amount again later.

 

No Refunds, No Return, No exchange, the sale is final, AS IS.
I only understand English a little bit.

 

 

| 13:02 | おしらせ | comments(0) | trackbacks(0) |
みみけっと参加します

【BOOTHの通販について】

セットにつく新刊の在庫が損傷したため、

新しく刷りなおすのに四日ほどかかります。

恐れ入りますが、10/1以降の発送となりそうです。

誠に申し訳ございません。

 

 

9/24のみみけっと参加します〜

いつもの鎌田のpioですぞ〜

 

 

お品書きは以下です。新作ちょっとしかないので、

確実にお求めの方は速めにお越しください!

※グッズには新刊がセットになっております。

 

あと、グッズをご購入の方には

抽選で二名様に鹿島とウォースパイトの色紙が当たります。

(新刊は鹿島、グッズはウォースパイトです)

グッズの方の当選確率多めです。

白い紙が入っていたら当たりです。

 

では、当日はよろしくお願いいたしますー!

 

【新刊表紙】

 

 

【新刊見本】

 

 

 

| 08:05 | おしらせ | comments(0) | trackbacks(0) |
アクリルフィギュア等プレゼント企画の現状報告

【プレゼント企画 現状報告】

当選されたすべての方に発送完了いたしました。(9/26 19:30)

※二名様から期限までにご連絡がありませんでしたので、辞退とさせていただき、再抽選させていただきました。

 

到着まで、もうしばらくお待ちくださいませ (*´▿`)

 

 

twitterのほうでやっておりました、アクリルフィギュアとiphonケースのプレゼント企画の

現状報告ページです。

ちなみに、御参加を逃された方や残念ながら抽選漏れとなった方は、

booth頒布のほうもお考えくださいませ (*´▿`)

 

booth頒布ページ・iphonケース

booth頒布ページ・アクリルフィギュア

※どちらも9/13 23:00〆切です。

 どっちも、新刊のフルカラーイラスト集がつきます、たぶん。

 (新刊でなかったらつきません…)

 

| 00:26 | 企画 | comments(0) | trackbacks(0) |
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